中学生で“学習障害が目立つ理由”とは?勉強のつまずきが増える背景
中学生になると、「あれ?最近なんだか勉強が大変そうだな…」と気づく場面が増えることがあります。
それは、学習障害(LD)がこの時期に表れやすくなる特徴があるからです。
小学校の頃はそこまで困っていなかった子でも、中学生に上がったことで急につまずきが目立つケースはとても多いんです。
ここではその理由を、わかりやすく説明していきます。
小学生では気づきにくいのはなぜ?
小学校までは、授業の進み方や内容が比較的ゆるやかで、先生が一人一人に寄りそってくれる場面も多いですよね。
だから、子どもの努力や集中力で“なんとかごまかせていた”部分がたくさんあります。
でも中学生になると、
- 教科が一気に増える
- 授業スピードが速くなる
- ノート写しの量が増える
- 自分で予習・復習をする前提
といったように、学習の負荷が一気に上がります。
そのため、今までは目立たなかった「読みの苦手さ」「書くスピードの遅さ」「計算のつまずき」といった特性が、急に前に出てくるんです。
「小学生の時は大丈夫だったのに、急に困りごとが増えた…」
これはママのせいでも、もちろんお子さんのせいでもありません。
単純に 学習レベルが本人の得意・苦手を“見えやすくする段階”にきただけなんです。
中学校で急増する「読み書きの困難」「英語の壁」
中学生になると、多くの子がまず最初にぶつかるのが 「読み書きの量」 と 「英語」 です。
特に、
- 文章量が増え、抽象的な文章が多くなる(国語・理科・社会)
- 板書のスピードについていけない
- 英単語の読み書きがうまく身につかない
- 日本語と仕組みの違う英語で混乱する
といったことが起こります。
学習障害の特性をもつ子は、こうした変化にとても敏感で、
「読めない」→「分からない」→「勉強が嫌だ」
という流れに進みやすいんです。
英語に関しては、
- アルファベットと音が一致しにくい
- スペルが覚えられない
- 単語の読みが極端に遅い
などの理由で、最もつまずきが出やすい教科とも言われています。
誤解されやすい“やる気がない”という評価の落とし穴
ここで特にお伝えしたいことがあります。
それは、学習障害のある子は「やる気がない」のではなく、困っているだけということです。
中学生になると、先生からも周囲からも「自分でやるのが当たり前」と見られますよね。
そのため、できない姿が 「怠けている」「努力していない」 と誤解されることがとても多いんです。
でも実際には、
- 頭では分かっているのに読めない
- 文章を書きたいけど書けない
- 時間内に問題を解ききれない
- 必死に頑張っても点数に反映されない
こんな状況の中で、子どもたちは本当に一生けん命がんばっています。
学習に“見えにくい壁”があるだけなんです。
この誤解が続くと、
- 自信をなくす
- 勉強への拒否感が強まる
- 不登校につながる
といった “二次的な困りごと” に発展することもあります。
だからこそ、ママが特徴を理解して、
「困っているだけで、怠けているわけじゃない」
と気づいてあげることが、とても大切なんです。
【基礎知識】学習障害(LD)とは?特徴・種類・誤解されやすいポイント
中学生になると「もしかして学習障害なのかな?」と感じる場面が増えるママも少なくありません。でも、そもそも“学習障害(LD)って何?”というところが、まず分かりにくいですよね。
ここでは、専門用語をできるだけ使わずに、ママが知っておくと安心できる基礎の部分だけをやさしく解説します。
学習障害とは?中学生ママが知るべき正しい定義
学習障害(LD)とは、知的発達に遅れがないのに、読み・書き・計算など特定の学習だけがうまくいかない状態をいいます。
ポイントはここです。
- 「理解力がないわけではない」
- 「努力不足でもない」
つまり、頭の良し悪しとは関係がありません。
LDの子は、話してみると理解力がしっかりあったり、考える力が豊かだったりします。
それでも“読む・書く・計算する”といった部分だけにうまく力が入らないことがあります。
これは、脳の情報処理のクセが原因といわれており、性格や育て方の問題ではありません。
知的発達に遅れがないタイプの学習困難
もう少し分かりやすく言うと、学習障害の子は、理解力や言葉の力などが普通に育っているにもかかわらず、
- 文字が読みにくい
- 書くことがとても苦手
- 計算になると頭が真っ白になる
といった“特定の部分だけ”が難しくなるタイプです。
このため、周りからは気づかれにくいという特徴があります。
「賢いのに、なんでこんなミスをするの?」
「こんな簡単な漢字がどうして書けないの?」
…こう言われてしまう子も多く、実は本人が一番つらい思いをしています。
LDの主な種類(読字・書字・算数障害をわかりやすく解説)
学習障害には、大きく3つのタイプがあります。
それぞれ、困りごとが違うので、まず「特徴」を知っておくことが大切です。
読字障害(ディスレクシア)
- 文字を読むのに時間がかかる
- 行を飛ばす、読み間違える
- 音読が苦手
- 英語の読みで困りやすい
中学生では 英語で一気につまずきが出るケースが多いです。
書字表出障害
- 字が極端に汚い
- 書くスピードが遅い
- 漢字が覚えられない
- 文章がまとまらない
ノート写しが遅いので、提出物の遅れにつながりやすいタイプです。
算数障害(ディスカリキュリア)
- 計算ミスが多い
- 数のイメージが持ちにくい
- 方程式・図形でつまずく
- 単位の変換が苦手
数学が抽象化する中学生で、とても表れやすいタイプです。
「努力不足ではない」脳特性としての学習障害
ここがママに一番知っていてほしいポイントです。
学習障害は 子どもの努力不足ではありません。
また、
- 怠けている
- 集中していない
- 反抗している
といった“性格の問題”とも違います。
実際には、子ども自身が誰より一番困っていて、
「やってもできない」
ことに強いストレスを感じています。
学習障害は、脳が情報を処理する方法に特徴があるために起こるもので、体質のようなものです。
二次障害(不登校・自信喪失)を防ぐための基礎理解
学習障害そのものが悪いのではなく、問題は、
「誤解されたまま」
「必要な支援がないまま」
過ごしてしまうことです。
すると、
- 自信を失う
- 課題に向かう気力がなくなる
- 学校に行きづらくなる
など、「二次障害」と呼ばれる別の困りごとが発生しやすくなります。
だからこそ、ママが正しい知識を持つことが、お子さんの未来を守る大切な第一歩です。
とこ君勉強つまずくと、心まで赤点もらった気分になるんだよね。



それがまさに二次障害。テストの点だけじゃなく『自分の点数』まで下げちゃう状態ね。



うわ…自己採点、いつも超キビしめにしてた…
中学生は思春期で気持ちが不安定になりやすい時期でもあります。
だからこそ、早めの理解とサポートが本当に大事なんです。
【特徴まとめ】中学生に多い学習障害のサインとは?勉強につまずく理由を徹底解説
中学生になると、学習内容が一気に難しくなることで「なんでこんなことで困ってるんだろう?」と気づくケースが増えてきます。
ここでは、中学生で特に表れやすい学習障害(LD)の特徴を、わかりやすくまとめていきます。
お子さんがどんな部分でつまずきやすいのか、ママが理解しておくことで、支援の方向性が見えてきます。
読字障害(ディスレクシア)の特徴|英語につまずく中学生に多いサイン
読字障害は、「読む」ことに特性があるタイプの学習障害です。
中学生になると文章量も英語の学習も増えるため、困りごとが一気に目立ちやすくなります。
読むのに時間がかかる/読み間違える
読字障害のある子は、文字を見るときに情報を処理するスピードがゆっくりになりやすいです。
そのため、
- 読むスピードが極端に遅い
- 行を飛ばしてしまう
- 読み間違いが多い
といった特徴が表れます。
でも、これは 「サボっている」わけではなく、脳の情報処理のしくみの違いなんです。
文章の意味は理解できていても、読む作業そのものに強い負担がかかるので疲れやすくなります。
音読が苦手・文章理解はできるのにテストが時間内に終わらない
読字障害の子の多くは、音読がとても苦手です。
読み方に集中しすぎてしまうので、内容が頭に入りにくくなることもあります。
また、
- 問題文を読むスピードが遅い
- 読むだけで力を使い果たしてしまう
こういった理由で、テストが時間内に終わらないこともよくあります。
「理解できているのに点数が低い」ということが起こりやすく、本人の自信も失われがちです。
英語の読み書きで急に成績が落ちる理由
中学生になると、読字障害の子の多くが 英語で一気につまずくと言われています。
理由はとてもシンプルで、
- 英語は「読み」と「書き」が日本語より難しい
- スペルと音が一致しない
- 単語の暗記に読みの力が必要
だからです。
特に、アルファベット→音→単語の流れがつながりにくいため、英単語の習得に大きなストレスを感じます。
「英語だけ成績がガクンと落ちた」という子は、読字の特性が関係している場合が多いです。
書字表出障害の特徴|ノートが汚い・板書が遅い中学生は要チェック
書字表出障害は、「書く」ことに困りごとのあるタイプです。
中学生は板書の量が増えるため、特徴がとても目立つようになります。
書くスピードが遅い・漢字が定着しない
書字表出障害の子は、
- 字を書くのが遅い
- 漢字を覚えにくい
- 書いてもすぐに忘れてしまう
という傾向があります。
これは、手の動きと頭の中のイメージをつなげる作業が苦手なためです。
書くこと自体にエネルギーをとても使うので、書き終わる前に疲れてしまうこともあります。
作文が苦手・文章が飛ぶ
作文や記述式の問題になると、
- 思ったことが文章にできない
- 途中で話が飛んでしまう
- 書きたい内容がうまくまとめられない
といった“書字表出のサイン”が見られます。
これは、文章を考える力がないわけではなく、書く作業と頭の中の考えを一致させるのが難しいために起こるものです。
板書が追いつかない → 提出物遅れの原因に
中学生になると、先生の話すスピードも板書の量も一気に増えます。
書字表出障害の子は、
- 板書が追いつかない
- ノートが途中で止まる
- 授業内容が頭に入らない
という状況になりやすいです。
結果的に、
提出物が遅れる → 評価が下がる → 本人が落ち込む
という悪循環が生まれやすいのが特徴です。
算数障害(ディスカリキュリア)の特徴|中学生で数学が急に苦手になる理由
算数障害の子は、「数」のイメージや計算のステップを理解することが苦手な傾向があります。
中学生になると、数学が抽象的になるため、困りごとがさらに目立つようになります。
計算ミスの多さ・数量のイメージが苦手
算数障害のある子は、計算そのものよりも、
- 数のまとまり
- 大きさのイメージ
- 繰り上がり・繰り下がり
など「目に見えない数量の感覚」がつかみにくくなります。
そのため、計算ミスが多い・手順を忘れるといったことが頻繁に起こります。
分数・方程式・図形でつまずく
分数や方程式、図形などは「数の感覚」+「抽象的な思考」が必要になります。
算数障害の子は、
- 分数が理解できない
- 方程式の手順が分からなくなる
- 図形問題になると急に混乱してしまう
など、特定の単元で大きくつまずく傾向があります。
数学の抽象化で“苦手が爆発”しやすいポイント
中学生の数学は、
- 文章問題
- 関数
- 証明
- 図形の性質
など、抽象度が高い内容がどんどん増えていきます。
算数障害があると、
「わからないところが自分でも説明できない」 状態になりやすく、
急に成績が下がることも珍しくありません。
この“突然の落ち込み”は、ママも本人も大きなショックを受けやすいので、早めの気づきが大事です。
【チェックリスト】あなたの子は大丈夫?中学生の学習障害に気づく行動サイン
学習障害(LD)は、外から見えにくい特性のため、気づくのが遅れやすいと言われています。
でも、中学生になると日々の生活の中で 「あれ?もしかして…?」 と感じるサインが出やすくなります。
ここでは、ママが“早めに気づいてあげられる”ように、実生活に沿ったチェックポイントをまとめました。
「これ、ちょっと当てはまるかも…」と思ったら、ぜひメモしておいてくださいね。
勉強時間が極端に長い/宿題にいつまでも終わらない
「気づけば2時間も同じ宿題をしている…」
「全然終わらなくて、毎日寝るのが遅くなる…」
こんな様子が続くようなら、学習障害のサインである可能性があります。
中学生の宿題が難しいだけと思われがちですが、
LDのある子は 読み・書き・計算にとても時間がかかってしまうため、どうしても長時間になりがちです。
- 内容は理解しているのに時間だけかかる
- 同じミスを何度もやり直す
- 疲れて途中で止まってしまう
こんな特徴が見られたら、無理をしているサインかもしれません。
理解力はあるのに点が取れない
LDのある子の多くが抱えている悩みが、
「わかっているのに、テストになると点が取れない」
という状況です。
たとえば、
- 問題文を読むのに時間がかかる
- 書いているうちに時間切れになる
- 途中で疲れて思考が止まってしまう
など、学習の途中で“エネルギー切れ”が起こるケースが多いんです。
理解力や知的な力とは関係なく「読み・書き・手順の負担」が大きいため、テストが得意じゃないだけ…ということもよくあります。
本人が 「なんでできないんだろう…」と落ち込みやすいポイントでもあります。
英語・数学で急に落ちる成績
中学生になると、一気に成績がガクッと落ちる教科があります。
それが 英語と数学です。
理由はとてもシンプルで、
どちらの科目も 読み・書き・抽象的な理解を強く求められるからです。
読字障害のある子は英単語の読み書きが苦しくなり、
算数障害のある子は、数学の抽象的な問題で混乱しやすくなります。
特に、以下のような特徴がある場合は要チェックです。
- 英語だけ急に赤点になった
- 数学の文章問題になると固まってしまう
- 単語を覚えられない/計算ミスが増えた
急激な成績の落ち込みは、特性が表に出てきたサインのことが多いです。
科目間の成績差が大きい
学習障害のある子の特徴のひとつに、
「得意科目と苦手科目の差がとても大きい」
という傾向があります。
たとえば、
- 国語は苦手だけど理科は得意
- 数学は苦手だけど社会は大好き
- 英語だけ著しく点数が低い
といったように、偏りがはっきり出ることがあります。
これは、
“理解できない”のではなく、“処理しにくい部分だけが苦手”
という特性があるためです。
本人からすると
「社会は簡単なのに、なんで英語だけできないの?」
と困惑しやすい場面でもあります。
「疲れた」「無理」「やりたくない」が頻発
勉強に向かうとき、子どもがよく言う言葉の中にヒントがあります。
- 「疲れた」
- 「無理…」
- 「わからない」
- 「やりたくない」
これらが頻繁に出てくる場合、
単なる反抗や怠けではなく、
“学習の負担が大きすぎるサイン”かもしれません。
学習障害のある子は、読み・書き・計算のそれぞれに大きなエネルギーを使っています。
そのため、30分の学習でも、大人が想像する以上に疲れてしまうことがあります。
感情の表れ方は子どもによって違うので、
こうした言葉が増えてきたら「何か困っていることがあるのかも」と考えてあげることがとても大切です。
→ ママが気づくための“実用チェック”を網羅
このチェックリストは、お子さんが 「ただ苦手なだけ」ではなく、「学習の仕組みそのものに困りごとがあるかもしれない」と気づくための目安になります。
もちろん、すべてに当てはまる必要はありません。
ただし、複数の項目が当てはまる場合は早めのサポートがとても効果的です。
ママが気づいてあげることで、
お子さんの自己肯定感を守り、二次障害を防ぐ大事な一歩になります。
【学校編】中学生の学習障害にできる支援とは?合理的配慮・通級・相談先まとめ
中学生になると、勉強の量やスピードが一気に増えるため、家庭だけでのサポートでは追いつかないことがあります。
そんな時、頼りになるのが 学校で受けられる「支援」や「合理的配慮」 です。
「うちの子にも利用できるの?」
「どんな支援があるのか知りたい」
そんなママのために、ここでは学校で可能なサポートをわかりやすくまとめました。
通常学級で受けられる合理的配慮(時間延長・読み上げ・ICT活用)
学習障害がある子は、通常学級のままでも 合理的配慮(特性に合わせた調整) を受けることができます。
特別支援学級へ移る必要はなく、あくまで「一般の授業環境の中で困りごとを軽くする工夫」です。
学校でよく行われている合理的配慮には、こんなものがあります。
テストの時間延長
読字・書字・計算がゆっくりな子には、時間延長がとても効果的です。
- 問題文を読むのに時間がかかる
- 書くスピードが追いつかない
といった特性をもつ子には、数分〜10分など、個別に調整してもらえることもあります。
読み上げ支援
読字障害のある子は、音読や問題文の読みが負担になりがちです。
そのため、
- 先生が問題文を読み上げる
- ICT(タブレット)の読み上げ機能を使う
などのサポートで、「読む負担」→「理解のしやすさ」に切り替えることができます。
ICT(タブレット)活用
書くことが苦手な子には、タブレット学習がとても役立ちます。
- キーボード入力で書字の負担を軽くする
- ノートを写すかわりに写真で記録する
- 動画やアプリでわかりやすく学習できる
など、ICTはまさに 学習障害の子の“力を引き出す道具” といえます。
通級指導教室での学習支援
学校によっては「通級指導教室(通級)」というサポートを利用できます。
これは、通常学級に在籍したまま、週に1〜数回、専門の先生から個別支援を受けられる制度です。
できることの例は、
- 読み書きの練習
- 計算のつまずき対策
- 勉強の進め方を一緒に整理
- 本人に合った学習方法の指導
- 学習への不安や困りごとの相談
など、「一人ひとりの特性に合わせた手厚いサポート」が受けられます。
中学生になると特に、
「勉強の仕方がわからない」「どこから手をつけたらいいか分からない」
と困る子が多いので、大きな力になります。
特別支援コーディネーターとの連携方法
学校には、特別支援コーディネーターと呼ばれる専門の先生がいます。
この先生が、支援の窓口となり、以下のような調整をしてくれます。
- 子どもの特性を踏まえた支援方法の相談
- 担任や教科の先生への連携
- 合理的配慮の調整
- 必要に応じて外部機関とつなぐ
ママとして知っておくべきなのは、
「相談はいつでもしてOK」
ということ。
「この程度で相談していいのかな…?」と遠慮しがちですが、コーディネーターはそのためにいる専門家です。
むしろ早く相談した方が、子どもにあった支援が整えやすくなります。
学校に「どう伝えるか」で支援が変わる(ママ向け実例)
学校に相談する時、ママが伝え方を少し工夫するだけで、支援の入りやすさが大きく変わることがあります。
ここでは、実際によく使われる伝え方の例をご紹介します。
例1:勉強が極端に時間がかかる
「家では宿題をするのに毎日2〜3時間かかっています。
疲れすぎてしまい、最後は泣くこともあります。
読み・書きに負担があるようなので、学校でも困っている点を見ていただけませんか?」
例2:テストで時間が足りない
「家で練習問題をすると理解はできているのですが、
読むのがゆっくりで、テストでは時間切れが多いようです。
時間延長など、可能な支援があればご相談したいです。」
例3:板書が追いつかない
「板書が間に合わず、ノートが途中で空白になってしまう状態です。
ICT活用やノートの写真撮影など、何か方法があれば教えてください。」
→ 伝え方のポイント
- 「困っている事実」を具体的に
- 家での様子とセットで伝える
- 「学校と一緒にサポートしたい」という姿勢を見せる
この3つを押さえると、学校の先生も動きやすくなります。
学校と家庭がつながると、子どもの負担は大きく軽くなる
学習障害をもつ子にとって、
「理解してくれる大人が増える」ことは何よりの支えになります。
中学生の学習は難しくなりますが、学校の支援を上手に使うことで、
子どもは驚くほどラクに学べるようになります。
ママだけでがんばる必要はありません。
学校の力をしっかり借りながら、お子さんに合った学び方を一緒に見つけていきましょう。
【家庭でできる支援法】今日から始められる“つまずき改善アプローチ”
学校でのサポートが大事なのはもちろんですが、実はお家でもできる工夫がたくさんあります。
特に、学習障害のある子は「学び方」が合えば、驚くほどラクに理解できたり、気持ちが前向きになることが多いです。
ここでは、今日からすぐに取り入れられる “無理をさせない家庭支援” を、タイプ別にわかりやすく紹介します。
読字障害の家庭支援|英語・国語の読みを楽にする方法
読字障害がある子は、読む作業そのものに強い負担がかかります。
「読む=つらい」と感じてしまうと、国語も英語も一気に苦手意識が広がってしまうので、負担を軽くする工夫がとても大切です。
読み上げアプリ・音声教材の活用
読字障害の子には、文字を読ませるよりも “聞いて理解する” 方法がとても合っています。
- スマホやタブレットの読み上げ機能
- 教科書の音声データ
- YouTubeの読み聞かせ教材
こうしたものを使うと、読む苦労が減り、理解力がスッと引き出されることがあります。
「読ませないと伸びないのでは?」と不安に思うママもいますが、
読む負担を減らす=学ぶ力を引き出す第一歩 なんです。
教科書の読み聞かせで理解を補助
ママが読み聞かせをしてあげるのも立派な支援です。
特に社会・理科などは、文章を読むだけで疲れてしまうため、
ママが軽く読んであげると、
内容そのものに集中できるようになる
という効果があります。
読み聞かせは、「甘え」ではなく “学習のアクセルになる方法” です。
英単語は書かせるより“音と映像”で覚える
英語のつまずきの大半は「読みの負担」です。
書いて覚えるよりも、
- 音声で聞く
- 画像やジェスチャーと一緒に覚える
- アプリで単語カードを見る
などの方が 記憶の定着が良くなる ケースが多いです。
特に「スペル」と「音」が一致しにくい子は、書かせる練習を減らすだけでストレスが大幅に減ります。
テスト勉強は「要点だけ読む」戦略に変更
読字障害の子に、「全部読む」「全部解く」は重すぎます。
おすすめは、
“要点だけにしぼる勉強法”。
- マーカー部分だけ読む
- 要点まとめを見て理解する
- 先生のプリントだけやる
読む量を減らすだけで、テスト前の負担が大幅に軽くなります。
書字障害の家庭支援|板書や提出物の遅れを減らす実践アイデア
書字障害のある子は、「書く」という作業そのものがとても重たいです。
中学生は板書の量も多いので、家庭での負担調整がとても重要になります。
ノート写しはスマホ撮影で負担軽減
板書が追いつかない子には、
「ノートを完璧に写す」より「内容を理解する」ほうが大事です。
スマホで板書を撮っておき、家でマイペースに書き写すだけでも、授業中のストレスが減ります。
学校によっては「写真撮影OK」なところも多いので、先生に相談してみる価値があります。
書く量を調整した家庭プリントを作成
書字障害がある子には、
「問題数の多さ=苦痛」 になりやすいです。
- 選択肢にする
- 書くスペースを広くする
- 書く量が少ないプリントを作る
などの工夫をすると、取り組みやすさが格段に変わります。
「全部書く」は本当に大変なので、量を減らすだけで成功体験が増えます。
文章構成テンプレートで“書けない”を解消
作文や感想文が苦手な子は、
「頭の中に言いたいことはあるのに書けない」 ケースがほとんどです。
そこでおすすめなのが、文章構成テンプレート。
- 「理由 → 具体例 → まとめ」
- 「結論 → 理由 → 感想」
など、型を決めるだけで、書くハードルがぐっと下がります。
テンプレがあると、書くことが“作業”になり、迷わず進めるようになります。
書きやすい文具の工夫(鉛筆・補助具)
書字障害の子は、筆圧や手の動きにも特徴があることがあります。
- 太めの鉛筆
- 三角グリップ
- 低摩擦のシャーペン
など、文具を変えるだけで劇的に書きやすくなることも珍しくありません。
算数障害の家庭支援|数学が苦手な中学生を救う「見える化」学習法
算数障害のある子は、「数」や「手順」が頭の中で整理しづらいことがあります。
中学生になると抽象度が上がるので、サポートがとても大切です。
図や色分けで視覚支援
算数障害の子は、目で情報を見ると理解しやすくなることがあります。
- 図でイメージ化する
- 色で手順をわける
- 表やグラフで見える化する
こうした工夫で、
「頭の中で考える」→「目で見て理解する」 に変えられるため、負担がぐっと軽くなります。
暗算より筆算・手順化の徹底
暗算が苦手なのは、能力不足ではなく 処理が苦手なだけ です。
無理に暗算させるよりも、
- すぐに筆算する
- 手順をひとつずつ書き出す
といった方法が安心です。
手間がかかるように見えますが、
確実に正答率が上がり、自信につながります。
計算手順の“マニュアル化”
方程式や文章問題などは、手順を覚えてしまうとラクになります。
- 「まず括弧を外す」
- 「次に同類項をまとめる」
- 「最後に左右に分ける」
といった“マニュアル”を作っておくと、迷わず解けるようになります。
手順が明確になると、
「どこでつまずいているか」も分かりやすくなるのがメリットです。
静かな学習環境の方が集中しやすい理由
算数障害がある子は、情報処理に多くのエネルギーを使います。
そのため、
- テレビの音
- 家族の話し声
- 生活音
などが気になりやすく、集中が途切れがちです。
静かな環境で取り組むと、脳の負担が減ってミスも減ることがあります。
自信を取り戻す声かけと関わり方|二次障害を防ぐママのサポート術
学習障害がある子にとって一番大事なのは、
「できた!」という感覚を積み重ねること。
自信が回復すると、学びへの意欲も自然と戻っていきます。
結果よりプロセスを認める
「100点じゃなきゃダメ」ではなく、
“やろうとしたこと”を認める声かけが効果的。
例:
「ここまで頑張ったのすごいね!」
「昨日より早く終わったね!」
努力を見てもらえるだけで、子どもは安心します。
苦手科目は短時間に区切って成功体験を作る
苦手なことを長く続けると、疲れとストレスが大きくなります。
- 10分だけやる
- 1問だけ解く
- 1ページだけ読む
など、“小さな成功”を積み重ねることがポイントです。
得意分野を伸ばし“自己肯定感アップ”
学習障害の子は、苦手な部分だけが目立ちやすいですが、
実は得意な部分もたくさんあります。
- イラストがうまい
- 発想が豊か
- 人の気持ちに寄りそえる
- スポーツが得意
得意を伸ばすと、「自分はできる」と思える基礎が育ちます。
兄弟比較・叱責が逆効果になる理由
大人が思う以上に、子どもは敏感です。
- 「お兄ちゃんはできるのに…」
- 「どうしてできないの?」
こうした言葉は、
自信を奪い、勉強への意欲を下げる原因になります。
比較するのではなく、
「あなたはあなたのペースでいいよ」と伝えることが、心の安心につながります。
【おすすめツール】中学生の学習障害に役立つアプリ・教材・文具まとめ
学習障害のある子は、「学び方が合えばグッと理解しやすくなる」という特徴があります。
今は便利なアプリやタブレット教材、文房具がたくさんあり、うまく活用することで学習の負担が大きく減ります。
ここでは、中学生の読字・書字・算数のつまずきに役立つツールを、タイプ別にわかりやすく紹介します。
音声読み上げアプリ|読む負担を減らし、理解力をグッと上げる
読字障害がある子に特におすすめなのが、音声読み上げアプリです。
- 教科書の文章を読み上げてくれる
- PDFや画像の文字も音声化できる
- 単語の意味も読み上げてくれる
「読む」負担がぐっと減るので、内容の理解に集中できるようになります。
読字障害の子は、読むスピードが遅いだけで“理解力はしっかりある”ことが多いので、音で聞くことで力を発揮しやすくなります。
書字サポートアプリ|書くことが苦手な子の「負担ゼロ学習」
書字障害のある子は、「書く」作業がとても重たいことが多いです。
そこで役立つのが 文字入力やテンプレート機能を使える書字サポートアプリ。
- キーボード入力で手の負担が減る
- 文章の型(テンプレート)を使って作文しやすい
- PDFに直接文字を打ち込める
など、「書けない」→「書ける」に変わる工夫がたくさんあります。
文章をまとめるのが苦手な子でも、テンプレートを使えばスラスラ書けることも多いですよ。
計算練習アプリ(視覚支援あり)|数のイメージを“見える化”して理解アップ
算数障害がある子は、頭の中で数をイメージするのが難しいことがあります。
そこでおすすめなのが、視覚支援つきの計算アプリです。
- 色分けで計算手順が見える
- 図形の動きで理解が深まる
- ステップごとにゆっくり進められる
特に算数障害の子には、
「目で見てわかる」→「頭で理解しやすい」 という効果が大きいです。
繰り返し練習がしやすいのもポイント。
学習支援タブレット教材|自分のペースで進められる“相性の良い学習法”
最近は、多くの中学生がタブレット教材を使っていますが、実は 学習障害のある子との相性がかなり良いです。
タブレット教材のメリットは、
- 動画で学べるから理解しやすい
- 書く量が少ない
- ゲーム感覚で学べる
- 間違いの理由を丁寧に教えてくれる
など、視覚・聴覚・感覚を使って理解できる点にあります。
「教科書よりタブレットのほうがわかりやすい!」という子はとても多いです。
板書撮影の効果的な運用方法|ノート写しのストレスをゼロに
板書が苦手な子には、
「ノートを全て書き写す」ことが大きな負担になります。
そこでおすすめなのが、授業の板書をスマホで撮影する方法。
(学校によって撮影可否があるので確認は必要です)
撮影がOKであれば、
- 授業中は“聞くことだけ”に集中できる
- 家で落ち着いてノートに写せる
- ノートが途中で止まらない
など、負担が大きく減ります。
特に書字障害のある子は、これだけで 提出物遅れが改善するケースがとても多いです。
学習効率が上がる文房具・アイテム紹介|小さな工夫で大きく変わる
文具の工夫は、家庭でできる一番手軽な支援です。
学習障害のある子は、手の動きや視覚処理に特徴があるため、道具を変えるだけで学習が楽になることがあります。
たとえば…
書字障害の子におすすめ
- 太めの鉛筆
- 三角グリップ
- 滑りにくいペン
- 行が広めのノート
手の動きが安定して、書きやすさがアップします。
読字障害の子におすすめ
- 行ごとに隠せる“読書スライダー”
- マーカー付きの定規
- 色分けできるペン
視覚の負担を下げて、読みやすくなります。
算数障害の子におすすめ
- 色分けされた計算シート
- 視覚的に見える定規や三角定規
- 分度器つきのテンプレート
視覚支援が加わることで、理解度が上がりやすくなります。
ツールの活用は「ズル」ではなく“特性に合った学び方”
学習障害がある子にツールを使わせると、
「甘やかしているんじゃないか…」
「ちゃんとできなくなるんじゃ…」
と心配になるママもいます。
でも本当はその逆で、
ツールを使う=子どもの力を引き出す方法です。
苦手な部分を補ってあげることで、
本来の理解力・集中力が発揮できるようになります。
【相談ガイド】学習障害かな?と思ったら相談すべき専門機関と受診の目安
「もしかして学習障害かも…?」
そんな不安を感じた時、ママひとりで悩みを抱え込まなくて大丈夫です。
学習障害(LD)は 早めに相談するほど、子どもの負担が軽くなると言われています。
ここでは、どんな時に相談すべきかの“目安”と、相談先の種類をわかりやすくまとめました。
「受診のタイミングがわからない…」という方は、この項目を読み進めるだけで判断のヒントが得られるはずです。
成績が急低下した
「中学生になって、急に成績が落ちた」
それは LD の特性が表に出てきたサインかもしれません。
特に…
- 英語だけ急に赤点になった
- 国語の点数が極端に落ちた
- 数学だけ極端にできなくなった
など、教科ごとの落差が激しい場合は、
理解力ではなく“読み・書き・計算の負担”が原因になっている可能性があります。
家庭学習で強いストレスが続く
家庭での学習中に、
- すぐ疲れる
- 途中で泣いてしまう
- 怒りっぽくなる
- 「もう無理!」と投げ出す
こうした姿が頻繁に見られる時は、学習の負担が大きすぎるサインです。
頑張りたい気持ちはあるのにできない状態は、とてもつらいもの。
ストレスが続くと、勉強そのものが嫌いになる前に相談することをおすすめします。
英語・数学が壊滅的に苦手になった
中学生で学習障害が表れやすい教科といえば、英語と数学です。
理由は、
- 英語は「読み」が必須
- 数学は抽象的な理解が増える
など、読字・書字・算数障害の特性が顕著に影響しやすいためです。
以下に当てはまる場合は、相談のタイミングです。
- 英単語が覚えられない
- 英語の文章が全く読めない
- 数字の意味がつかみにくい
- 方程式の手順が覚えられない
教科ではなく、特性に合わない“学習方法”が問題となっているケースが多いです。
学校支援を受けても改善しない
学校で合理的配慮を受けたり、担任と相談したりしても、
- 学習の負担が変わらない
- テストが時間に間に合わない
- 宿題の負担が減らない
- 提出物遅れが続く
こうした状況が続く場合、専門機関の視点から支援方法を見直す必要があります。
学校だけでは調整しきれないケースもあるため、専門家が入ることで支援がよりスムーズになります。
相談先:発達外来・LD専門クリニック・支援センター・スクールカウンセラー
「どこに相談すればいいの?」
そんなママのために、相談先をわかりやすく整理しました。
発達外来(小児科・児童精神科)
学習障害の評価や診断が必要な場合、もっとも一般的な相談先です。
- LDの特性の有無を詳しくチェック
- ADHDなど他の発達特性との関係も確認
- 必要に応じて専門の支援につなぐ
医師の診断があると、学校での支援がより受けやすくなることもあります。
LD専門クリニック
学習障害を専門に診ているクリニックも増えています。
- 読み書きの評価
- 数の理解のチェック
- 学習方法の具体的なアドバイス
など、実際の学習場面に近い診断が受けられるのが特徴です。
発達支援センター
市区町村が運営している相談機関です。
診断はできませんが、無料で相談できることが大きなメリットです。
- 家庭での関わり方
- 学習支援のアイデア
- 学校との連携方法
など、実用的なアドバイスが受けられます。
スクールカウンセラー
学校にいて、いつでも相談できる心の専門家です。
- 学習のストレス
- 人間関係の悩み
- 不登校の相談
など、子どもの気持ち面のサポートもしてくれます。
学習障害そのものの評価はできませんが、
「専門機関につなぐべきかどうか」の判断を一緒に考えてくれます。
不安を感じた“その時”が相談のベストタイミング



『もうちょっと様子見てから…』って、つい先延ばししちゃうよね。



歯が痛いときと一緒で、“あれ?”って思ったときが予約ボタン押すタイミングよ。



じゃあ、“不安ボタン”がピコンと光ったら、即・相談予約でいいんだね!
「もっと様子を見たほうがいいかな…?」
「まだ早いかもしれないし…」
そう思うママが多いのですが、実は 早めの相談が一番の安心につながります。
専門機関では、
- 困っている理由
- 家庭での工夫
- 学校での支援の受け方
など、ママひとりでは気づけない視点からアドバイスがもらえます。
そして何より、
ママが安心すると、子どもも安心できます。
まとめ|学習障害の特徴を理解すれば、中学生の“つまずき”は確実に軽くなる
ここまで、学習障害の特徴や中学生がつまずきやすいポイント、家庭や学校でできる支援についてお伝えしてきました。
すべてに共通しているのは、「特徴を知ることが何よりの支援になる」ということです。
学習障害そのものは「治す」ものではありません。
でも、理解すれば、つまずきを確実に軽くすることができます。
最後に、大事なポイントをあらためて整理しておきますね。
特徴を知ることが最大の支援
学習障害は、外から見えにくい特性です。
だからこそ、ママがまず 「どんな特徴があるのか」 を知ってあげることが、何よりのサポートになります。
- 読むのがゆっくり
- 書くのが負担
- 計算が苦手
- 理解力はあるのにテストが苦しい
こうした特徴を知ることで、
「できない」のではなく「やり方が合っていないだけ」
という視点が持てるようになります。
家庭 × 学校 × 専門機関の連携で子どもは伸びる
学習障害のある子は、周りの大人が連携することで、びっくりするほど学びやすくなります。
- 家庭でのちょっとした工夫
- 学校の合理的配慮
- 専門機関のアドバイス
この3つがそろうことで、
「子どもに合った学び方」 がスムーズに整っていきます。
ママひとりで背負う必要はありません。
学校と専門機関は、ママと子どもの心強いパートナーになってくれます。
「できない」ではなく「困っている」だけ



『どうしてできないの?』って言われると、なんか…心のガソリンが一気に減っちゃうんだよね。



そうよ。子どもの気持ちって、車みたいに“ガソリン”で走っているの。
褒められたり安心できると満タンに近づくし、きつい言葉が続くとスカスカになっちゃうの。



なるほど〜!じゃあ僕は、最近ずっと“エンプティーランプ”ついてたわけか・・・
学習障害がある子は、決して「努力していない」わけでも「やる気がない」わけでもありません。
本当は一番がんばっていて、
“困りごとをうまく伝えられないだけ”
ということがほとんどです。
だから、
「どうしてできないの?」ではなく「どこで困ってるの?」
という視点がとても大切です。
その視点があるだけで、子どもは安心し、前向きな気持ちを取り戻しやすくなります。
子どもが安心して学べる環境を一緒に整えていこう
学習障害があっても、お子さんの可能性は無限大です。
そして、ママが寄り添ってくれることで、子どもはその力をどんどん伸ばしていけます。
- 学校のスピードに合わせなくてもいい
- 周りと比べなくていい
- 子どものペースで成長すればいい
お子さんが “安心して学べる環境” を整えることが、これからの学びの土台になります。
そして何より、
ママが理解してくれるという安心感が、子どもの自信の源です。
無理のないペースで、できるところから一緒に整えていきましょう。
以上【学習障害の特徴とは?中学生が勉強でつまずく理由と家庭でできる支援法】でした










コメント