学習障害の子にタブレット学習は本当に合う?発達障害ママが知りたいメリット・注意点まとめ

プリントを出した瞬間、
急に不機嫌になったり、黙り込んだり。
「まだ始めてもいないのに…」
そんな姿を見るのは、正直つらいですよね。

もしかして――
紙の勉強そのものが、うちの子には合っていないのかも。
そう感じて、タブレット学習が頭に浮かんだママも多いのではないでしょうか。

でも一方で、

  • 本当に効果あるの?
  • 依存しない?
  • 余計に勉強が嫌いにならない?

不安もたくさんありますよね。

この記事では、
学習障害の子にタブレット学習が合うケース・合わないケースを、
ママ目線でやさしく整理します。

「やらせるべきか」ではなく、
**「この子にとって、つらくならない学び方か」**を考えるヒントを、
一緒に見つけていきましょう。

続きを読めば、
今のわが子に合った選択が、少しだけ見えやすくなるはずです。

目次

学習障害(LD)とは?タブレット学習を始める前に知っておきたい基礎知識

「タブレット学習がいいって聞くけど、その前にそもそも学習障害って何?
ここを知らないまま始めてしまうと、
「思ってたのと違った…」と感じやすくなります。

学習障害(LD)は、本人の努力不足や育て方の問題ではありません。
まずは基本を、サクッと整理しておきましょう。

学習障害(LD)の種類と特徴|読む・書く・計算が苦手な理由

学習障害(LD)は、知的な遅れがないにもかかわらず、特定の学習だけが極端に苦手になる特性です。
よくあるのは、次の3タイプです。

読むのが苦手(読字の困難)

  • 文字を読むのにとても時間がかかる
  • 行を飛ばしてしまう、読み間違いが多い
  • 音読を極端に嫌がる

書くのが苦手(書字の困難)

  • 文字の形が覚えられない
  • 書くスピードが遅く、すぐ疲れてしまう
  • 書くこと自体を強く拒否する

数や計算が苦手(算数の困難)

  • 数の大小が分かりにくい
  • 繰り上がり・繰り下がりで混乱する
  • 時計や文章題が特に苦手

大事なのは、
「できない=やる気がない」ではないということ。

脳の情報処理のしかたに違いがあるため、
紙と鉛筆中心の学習が、とてもつらく感じてしまう子も多いんですね。

家庭学習がうまくいかない…学習障害ママに多いリアルな悩み

学習障害のある子を育てているママから、よく聞く声があります。

  • プリントを見るだけで不機嫌になる
  • 宿題が始まるまでに時間がかかりすぎる
  • 途中で癇癪、親子で毎日バトル
  • 「どうしてできないの?」と責めて自己嫌悪

実はこれ、どの家庭でも起こりがちな、ごく自然な悩みです。

ママがつらくなる原因の多くは、
「頑張らせたい」と「これ以上追い詰めたくない」の間で揺れてしまうこと。

さらに、学校では周りと同じように勉強しているように見えるため、
家庭での困りごとが外から見えにくいのも大きな特徴です。

だからこそ、

  • 紙の勉強が合わない子もいる
  • 別の学び方を選んでもいい

この視点を知っておくことが、
タブレット学習を考えるうえでの大事なスタート地点になります。

学習障害の子にタブレット学習は合う?発達障害の特性との相性を解説

「学習障害の子にはタブレット学習がいいらしい」
そんな話を聞くと、つい期待してしまいますよね。

でも実は、タブレット学習は“合う子には強い味方、合わない子には負担”になることもあります。
ここでは、「なぜ向き不向きが分かれるのか」「なぜ今注目されているのか」を、落ち着いて整理していきます。

タブレット学習は万能じゃない?向き不向きが分かれる理由

とこ君

タブレットって全部解決してくれるんじゃないの?

らくちゃん

合う子には助けになるけど、合わない子にはストレスになることもある

とこ君

道具だから、相性があるってことだね

まず大切な前提としてお伝えしたいのは、
タブレット学習は魔法の道具ではないということです。

たしかに便利ですが、
学習障害の子すべてにピッタリ合うわけではありません。

向き不向きが分かれる一番の理由は「特性の違い」

学習障害とひとことで言っても、

  • 文字がつらい子
  • 音の理解が得意な子
  • 視覚からだと分かりやすい子
    など、困りごとは本当にさまざまです。

タブレット学習が合いやすいのは、

  • 読む・書く負担が大きい子
  • 目や耳から情報を入れるほうが理解しやすい子
  • 失敗体験で自信を失いやすい子

一方で、

  • 画面に強く依存してしまう
  • 切り替えがとても苦手
  • 触りたい・動きたい欲求が強い

こうした特性がある場合は、タブレットが逆にストレスになることもあります。

「できる=理解している」とは限らない点にも注意

タブレット学習は、タップするだけで答えられるものも多いです。
そのため、

  • 正解は出ているけど、実は理解していない
  • 書く力・考える力が育ちにくい

というケースも、現場ではよく見られます。

だからこそ、
「合う・合わない」+「どう使うか」までセットで考えることがとても大切なんですね。

なぜ今「学習障害×タブレット学習」が注目されているのか

では、なぜここまでタブレット学習が注目されているのでしょうか。
理由はひとつではありません。

理由① 紙中心の学習が合わない子が「見える化」された

以前は、
「勉強が苦手=努力不足」
と見られてしまうことも少なくありませんでした。

でも今は、
学習障害という特性が広く知られるようになり、別の学び方が必要な子がいる
という理解が少しずつ進んできています。

その中で、
紙と鉛筆にこだわらない学習方法として、タブレットが注目されています。

理由② 視覚・聴覚を活かせる学習が増えた

最近のタブレット教材は、

  • 読み上げ機能
  • 動画・アニメーション
  • 何度でもやり直せる構成

など、学習障害の特性に配慮した工夫が増えています。

特に、
「文字は苦手だけど、聞けば分かる」
「動きがあると理解しやすい」
そんな子にとって、タブレットは入口としてとてもやさしい学習手段になります。

理由③ 親子の負担を減らす現実的な選択肢だから

もうひとつ大きいのが、
家庭学習での親子ストレス問題です。

  • 毎日プリントでバトル
  • ママが教える役になって関係が悪化

こうした状況を経験したご家庭ほど、
「少し形を変えたい」と感じます。

タブレット学習は、
親が先生役をしなくても進められる
という点で、現実的な選択肢になりやすいんですね。

学習障害の子にタブレット学習を使うメリット|家庭学習が変わる理由

「タブレット学習って、結局なにがそんなにいいの?」
ここが一番気になるところですよね。

学習障害の子にとってのタブレット学習の良さは、
成績が急に伸びることよりも、
**“学ぶハードルが下がること”にあります。

家庭学習がつらくなっているご家庭ほど、
その変化を実感しやすいポイントです。

読む・書くが苦手でも安心!学習障害でも学べる仕組み

学習障害の子にとって、
「読む」「書く」はそれだけで大きなエネルギーを使う作業です。

タブレット学習の大きな特徴は、
読む・書く以外の方法で学習に参加できるところ。

書かなくても答えられる安心感

  • タップや選択式で回答できる
  • 書字が苦手でも問題に取り組める
  • 「書けないからやらない」を防ぎやすい

読めなくても理解できる工夫

  • 問題文の読み上げ機能
  • 文字+音声のダブルサポート

これにより、
「文字でつまずいて中身にたどり着けない」状態を減らせるのが大きなメリットです。

発達障害の特性に合いやすい|視覚・聴覚を活かした学習法

発達障害の子は、
情報の受け取り方に得意・不得意があることが多いです。

タブレット学習は、
その特性に合わせやすいのが強みです。

視覚が得意な子には

  • イラストや図が多い
  • 動きのあるアニメーション
  • 色分けで理解を助ける構成

聴覚が得意な子には

  • 音声での説明
  • テンポよく進むナレーション
  • 繰り返し聞ける安心感

紙の教材だと合わなかった子でも、
「見たら分かる」「聞いたら理解できる」ことで、スッと入ることがあります。

これは、能力が低いのではなく、
使うルートが違っただけなんですね。

「できた!」が増える|自己肯定感を守るタブレット学習の強み

学習障害の子は、

  • 間違いが多い
  • 周りと比べられる
  • 注意される経験が多い

こうした積み重ねで、
自己肯定感が下がりやすい傾向があります。

タブレット学習は、その点でやさしい設計が多いです。

失敗が目立ちにくい

  • 間違えてもやり直せる
  • 赤ペンで×をつけられない
  • 「失敗した感」が残りにくい

小さな成功を積みやすい

  • 正解するとすぐ反応がある
  • レベルが細かく分かれている
  • 達成感を感じやすい仕組み

その結果、
「自分はできない」という気持ちを抱えにくくなります。

これは、勉強そのものよりも、
これから学び続けるための土台として、とても大切なポイントです。

ママの負担が激減?家庭学習がラクになる理由

実は、タブレット学習のメリットは
子どもだけでなく、ママ側にも大きいんです。

教える役を手放せる

  • ママが先生にならなくていい
  • 言い合い・バトルが減る
  • 感情的になりにくい

学習時間のハードルが下がる

  • 準備・片付けがほぼ不要
  • 「今日は無理…」の日も短時間でOK

もちろん、
すべての負担がゼロになるわけではありません。

それでも、
毎日の家庭学習で消耗しきっていた状態からは、一歩ラクになる
と感じるママはとても多いです。

ここまで見てきたように、
タブレット学習のメリットは、

  • 学び方の選択肢が増える
  • 子どもの「つらさ」を減らせる
  • ママの関わり方が少しラクになる

という点にあります。

ただし、
メリットがある=誰にでも合うわけではありません。

ここに注意!学習障害の子にタブレット学習を使うデメリットと失敗例

ここまで読むと、
「タブレット学習、やっぱり良さそう!」
そう感じた方も多いと思います。

でも、どんな学習方法にも
メリットがあれば、必ず注意点もあります。

特に学習障害の子の場合、
使い方を間違えると、逆につらさが増えてしまうケースもあるんです。

ここでは、よくある失敗例をもとに、
「気をつけたいポイント」を整理していきます。

タブレット依存が心配?切り替えが難しい子への注意点

タブレット学習で一番よく聞く不安が、
**「画面から離れられなくなるんじゃないか?」**という点です。

切り替えが苦手な子ほどトラブルになりやすい

発達障害の子の中には、

  • 一度始めると止めにくい
  • 終了の見通しが持ちにくい
  • 「もっとやりたい!」と感情が爆発しやすい

こうした特性を持つ子もいます。

その場合、
タブレット=楽しい → 終わる=嫌なこと
になってしまい、終了時に癇癪が起きることも。

依存を防ぐために意識したいこと

  • 事前に終わる時間・回数を伝える
  • タイマーやアラームで見える化
  • 勉強後の流れを毎回同じにする

タブレットが悪いわけではなく、
切り替えのサポートが必要な子もいる
という視点で考えることが大切です。

理解せずに進む危険性|「わかったつもり」問題とは

とこ君

正解してるならOKじゃないの?

らくちゃん

たまたま当たったり、パターンで押してるだけだと、本当の理解が育たないことがあるのよ

とこ君

見た目だけできてる状態があるんだね

タブレット学習は、
タップや選択式で答えられるものが多く、
「進みやすい」反面、落とし穴もあります。

正解している=理解しているとは限らない

  • 勘でタップして当たる
  • パターンを覚えてしまう
  • 内容は分かっていないまま次へ進む

こうした状態でも、
画面上では「できている」ように見えてしまいます。

これはいわゆる
「わかったつもり」問題

見えにくいからこそ注意が必要

  • 親が中身を確認しないと気づきにくい
  • 子ども自身も「分かっていない」ことを自覚しにくい

タブレット学習は便利ですが、
ときどき立ち止まって、理解を確かめる関わりが必要になります。

教材選びで失敗すると逆効果になるケース

実は、
「タブレット学習が合わなかった」と感じる原因の多くが、
教材選びのミスマッチです。

よくある失敗例

  • レベルが高すぎてついていけない
  • 問題数や情報量が多すぎる
  • ゲーム要素が強すぎて学習にならない

学習障害の子にとって、
少しの「難しすぎ」「多すぎ」でも、大きな負担になります。

選ぶときに意識したいポイント

  • 今の理解レベルより「少しだけ易しい」
  • 説明がシンプル
  • 自分のペースで戻れる仕組みがある

「みんなが使っているから」ではなく、
「その子の今」に合っているか
ここを見ることがとても大切です。

ここでお伝えしたデメリットは、
タブレット学習を否定するためのものではありません。

  • 特性を理解する
  • 使い方を工夫する
  • 合わなければ他の方法も選ぶ

この視点があれば、
失敗はぐっと減らせます。

学習障害の子にタブレット学習が向いている子・向いていない子の違い

「結局、うちの子には合っているのかな?」
ここが一番知りたいポイントですよね。

先にお伝えしておきたいのは、
向いていない=ダメ、ではありません。

学び方にも、子どもの個性があります。
タブレット学習は、その中のひとつの選択肢にすぎません。

タブレット学習が向いている学習障害の子の特徴

タブレット学習が合いやすいのは、
特定のつまずきが、タブレットの仕組みでカバーできる子です。

読む・書くことに強い負担がある

  • プリントを見るだけで嫌がる
  • 書く前に疲れてしまう
  • 「分かっているのに書けない」タイプ

こうした子は、
タブレットによって学習の入口が広がることがあります。

視覚・聴覚からの理解が得意

  • 絵や動画だと理解が早い
  • 説明を聞くと分かる
  • 文字だけだと混乱しやすい

見る・聞くルートを使えるタブレットは、相性が良い場合が多いです。

小さな成功体験でやる気が出やすい

  • ほめられると伸びる
  • 正解がすぐ分かると楽しくなる

タブレット学習は、
「できた!」を感じやすい設計のものが多く、自信につながりやすいです。

慎重に検討したいタイプ|他の学習方法が合う場合も

一方で、タブレット学習を使う際に
少し様子を見ながら進めたほうがいいタイプもいます。

画面へのこだわりが強い

  • 一度始めるとやめられない
  • 切り替えがとても苦手
  • 終了時に大きな癇癪が出る

この場合、
学習よりもトラブルが増えてしまうこともあります。

体を動かしながら学ぶ方が合っている

  • 書く・作る・触るほうが理解しやすい
  • 座っているのがつらい

そんな子には、
実物教材や体験型の学習のほうが合うケースもあります。

人とのやりとりで学びやすい

  • 声かけがあると集中できる
  • 一緒に進めると安心する

タブレット学習は、
一人で進む形が基本なので、
人の存在が大きな支えになる子には合わないことも。

ここで覚えておいてほしいのは、
「向いていないかも」と感じたら、やめてもいいということ。

  • 今は合わないだけ
  • 成長したら合うようになるかもしれない
  • 別の方法が合っているだけ

どれも間違いではありません。

大切なのは、
子どもが学ぶことを嫌いにならない形を選ぶこと。

失敗しない!学習障害の子向けタブレット学習の選び方

タブレット学習が合うかどうかは、
どの教材を選ぶかでほぼ決まると言っても大げさではありません。

逆に言うと、
「タブレット学習が合わなかった」という声の多くは、
子どもに合わない教材を選んでしまった結果でもあります。

ここでは、
「最低限ここは見ておきたい」
というポイントを、ママ目線でまとめます。

必ずチェックしたい3つのポイント|発達障害視点で解説

学習障害の子向けにタブレット学習を選ぶなら、
次の3点は必ず確認しておきたいところです。

① 読む・書くを助ける支援機能があるか

  • 問題文の読み上げ機能
  • ルビ(ふりがな)の有無
  • 書かなくても進められる設計

読む・書くが苦手な特性を、どこまでカバーしてくれるか
ここがとても重要です。

② 難易度を細かく調整できるか

  • 学年で一括りにされていない
  • つまずいたら戻れる
  • 「ちょっと簡単」から始められる

学習障害の子にとって、
難しすぎる教材は一瞬で自信を奪います。

③ 親が学習状況を把握できるか

  • どこまで進んでいるか
  • 何が苦手そうか
  • ただタップしているだけになっていないか

丸投げではなく、見守れる仕組みがある教材は安心感が違います。

年齢・特性別|未就学児〜小学生の選び方のコツ

学習障害の子は、
年齢より「発達段階」を重視して選ぶのが基本です。

とこ君

年齢じゃダメなの?

らくちゃん

同じ年でも得意・苦手の育ち方が違うから、“今できること”に合わせるほうが合いやすいのよ

とこ君

学年より“今の段階”を見るんだね

未就学児〜低学年の場合

  • 勉強感が強すぎない
  • 操作がシンプル
  • 1回の学習時間が短くてもOK

この時期は、
「学ぶって楽しい」を守ることが最優先です。

小学生中学年〜の場合

  • 学校の内容とある程度リンクしている
  • 苦手分野をピンポイントで補える
  • 自分で進められる設計

学校との差が広がりすぎないよう、
補助教材として使えるかを意識すると失敗しにくくなります。

学校の勉強と両立できる?家庭学習とのバランス

「タブレット学習にすると、学校の勉強は大丈夫?」
ここも多くのママが不安になるポイントですよね。

結論から言うと、
タブレット学習は“代わり”ではなく“補助”として使うのが基本です。

タブレットだけに頼りすぎない工夫

  • 学校の宿題は最低限やる
  • 書く練習は別に少し取り入れる
  • 全部タブレットに置き換えない

タブレット学習は、
「つまずきを減らすための道具」

学校で求められる力と、
家庭で守りたい心の余裕、
この両方のバランスを取るイメージが大切です。

まとめると、
タブレット学習選びで一番大事なのは、

  • 高い・有名かどうか
  • 口コミが多いかどうか

ではなく、
「この子の今の困りごとに合っているか」

完璧を目指さなくて大丈夫です。
少しラクになる、少し前向きになる、
そのくらいで十分。

効果を最大化する!学習障害の子へのタブレット学習おすすめ活用法

せっかくタブレット学習を取り入れるなら、
「合っているかどうか分からないまま終わる」のは避けたいですよね。

ポイントは、
最初から“勉強らしく”しすぎないことと、
ママが全部背負いすぎないこと

ちょっとした使い方の工夫で、
タブレット学習は“続く学び”に変わります。

最初は勉強じゃなくてOK!続けるための導入ステップ

タブレット学習でつまずきやすいのが、
「最初からちゃんとやらせよう」としてしまうことです。

はじめは「触ってみる」だけで十分

  • 1回5分でもOK
  • 問題を全部やらなくてもOK
  • 正解・不正解を気にしすぎない

最初の目的は、
「これ、ちょっと楽しいかも」と感じてもらうこと。

成果より「抵抗感がないか」を見る

  • 嫌がらずに触れるか
  • 終わったあと機嫌はどうか
  • 翌日もやろうとするか

この段階で、
学習効果を求めすぎないことが、長く続くコツです。

紙の学習は必要?タブレット学習との上手な使い分け

「タブレット学習にしたら、紙の勉強はしなくていいの?」
よくある疑問ですよね。

結論から言うと、
どちらか一方に決める必要はありません。

タブレットが得意なこと

  • 読む・書く負担を減らせる
  • 理解の入口を広げる
  • 苦手意識を和らげる

紙の学習が活きる場面

  • 手を動かして覚えたいとき
  • 学校で必要な書く練習
  • 落ち着いて考える時間

おすすめなのは、
**「タブレットで理解 → 紙で少し練習」**という流れ。

量は少なくて大丈夫。
全部やらせようとしないことが、実は一番大切です。

成果が出やすい声かけ・関わり方|ママができる工夫

タブレット学習の効果を左右するのが、
ママの声かけと距離感です。

内容より「取り組めたこと」を見る

  • 「ちゃんと座ってたね」
  • 「最後までやれたね」
  • 「昨日より早く終わったね」

正解・不正解より、行動を認める声かけが効果的です。

教えすぎない勇気も大切

  • 間違ってもすぐ訂正しない
  • 悩んでいる時間を尊重する

タブレットは、
ママが先生にならなくても進むツール
助けすぎないことが、自立につながることもあります。

ママ自身も「合わなかったらやめていい」と思っていい

  • 思ったより合わない
  • 今はタイミングじゃない

そんなときは、
無理に続けなくて大丈夫

学び方は、成長とともに変わります。

タブレット学習は、
正しく使えば心強い味方ですが、
主役はあくまで子ども。

  • 完璧にやらせない
  • 比べない
  • 続かなければやめてもいい

この気持ちで使うと、
ママも子どもも、ぐっとラクになります。

まとめ|学習障害の子にタブレット学習は「合えば最強の家庭学習ツール」

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
学習障害の子の家庭学習について、
たくさん悩み、迷っているママほど、
「これでいいのかな?」と不安になるものですよね。

まず一番伝えたいのは、
タブレット学習は“正解”でも“不正解”でもない、ひとつの選択肢だということです。

学習障害×タブレット学習は相性次第

学習障害とひとことで言っても、
困りごとや得意なことは、子ども一人ひとり違います。

  • 読む・書くがとてもつらい子
  • 見たり聞いたりすると理解しやすい子
  • 失敗体験で自信をなくしやすい子

こうした特性と相性が合えば、タブレット学習は本当に心強い味方になります。

一方で、

  • 画面の切り替えが苦手
  • 一人で進める学習が合わない

そんな場合は、今は合わないだけ、ということもあります。

合わなければ使わなくていい。
合いそうなら、試してみればいい。

そのくらいの気持ちで大丈夫です。

大切なのは「できない」を減らすことより「つらくしない」こと

家庭学習を続けていると、
「少しでもできるように」
「少しでも追いつかせたい」
そう思ってしまいますよね。

でも、学習障害の子にとって本当に大切なのは、
勉強を通して、これ以上つらくならないことです。

  • 勉強が怖くならない
  • 自分はダメだと思わない
  • 学ぶこと自体を嫌いにならない

タブレット学習は、
「できない」を無理に減らすための道具ではなく、
「つらさ」をやわらげるための道具
として使うと、力を発揮しやすくなります。

ママも子どもも無理しない家庭学習を選ぼう

家庭学習は、
毎日完璧にやるものではありません。

  • 今日はタブレット
  • 明日はお休み
  • 紙の勉強は少しだけ

それで十分です。

そして、忘れないでほしいのは、
ママが疲れきってしまう学習は、長く続かないということ。

タブレット学習は、
ママが教える役を少し手放し、
親子の関係を守るための「道具」にもなります。

「ちゃんとやらせなきゃ」ではなく、
「これなら続けられそう」
その基準で選んでいいんです。

学び方に正解はありません。
大切なのは、
今のわが子に合っていること。
そして、わが家が少し楽になること。

この記事が、
ママと子どもにとって
無理のない家庭学習を見つけるヒントになればうれしいです。

以上【学習障害の子にタブレット学習は本当に合う?発達障害ママが知りたいメリット・注意点まとめ】でした

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この記事を書いた人

約30年の間に培った障害福祉分野での知識や経験を、このブログで余すことなくお伝えしていきます。
所持資格:社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員等

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