「園で、少し困る場面がありまして…」
その一言を聞いた瞬間、
胸がドキッとして、頭が真っ白になった
そんな経験はありませんか?
- うちの子、そんなに大変なの?
- 何か怒られている気がする
- 私の育て方、間違っていたのかな…
発達障害や学習障害のある子を育てていると、
この言葉は 想像以上に重く響きます。
でも、まず知っておいてほしいことがあります。
「困る子」と言われた=ダメな子、ダメな親、ではありません。
実はその言葉の裏には、
保育士さんなりの 本音やサイン が隠れていることも多いのです。
この記事では、
- なぜ「困る子」と言われるのか
- 保育士が本当に困っていること
- 親はどう受け止め、どう動けばいいのか
を、現場視点も交えながら
できるだけ分かりやすくお伝えします。
園で「困る子」と言われた時、ママが抱えやすい不安と本音
「うちの子、問題児なの?」と感じてしまう親の心理
園から「困る子」と言われると、
まず頭に浮かびやすいのが、この気持ちです。
もしかして、うちの子って
周りに迷惑をかける“問題児”だと思われてる?
でも、ここはまず落ち着いて知っておいてほしい大事なポイントがあります。
「困る子」=「問題児」ではない
保育現場で使われる「困る」という言葉は、
子どもの性格や価値を否定する言葉ではありません。
多くの場合は、
- 集団での指示が通りにくい
- 活動の切り替えが難しい
- 音・人・刺激が多い環境で疲れやすい
といった、
発達特性や環境とのミスマッチを指しています。
つまり、
「困る子」=「対応に工夫が必要な子」
という意味合いで使われていることがほとんどです。
親の立場だからこそ、余計につらく感じてしまう
ただ、頭では分かっていても、
- 周りの子と比べてしまう
- 「普通にできないこと」に目が向いてしまう
- 我が子を守りたい気持ちが強い
こうした思いが重なって、
必要以上に自分や子どもを責めてしまうのは、とても自然なことです。
ここで大切なのは、
「そう感じてしまう自分を否定しないこと」。
それだけ、我が子を大事に思っている証拠でもあります。
「しつけが悪いと思われた?」と自分を責めてしまう理由
次に多いのが、この不安です。
園の先生に
「家でちゃんと教えてない親」
だと思われてるんじゃないか…
日本の子育て文化が不安を強めやすい
日本では特に、
- みんなと同じ行動ができる
- 集団のルールを守れる
- 親のしつけが行き届いている
こうした価値観が強いため、
園で何か言われると、つい
「私の育て方が悪かったのかな…」
と考えてしまいがちです。
でも、これはかなり一面的な見方でもあります。
しつけと発達特性は、まったく別の話
発達障害や学習障害の特性には、
- 何度言われても理解しづらい
- できないと分かっていても体がついてこない
- そもそも“気づく”こと自体が難しい
といった特徴があります。
これは、
「分かっていてやらない」しつけの問題ではなく
「分かりにくい・やりにくい」脳の特性
なのです。
つまり、
どれだけ一生懸命育ててきたとしても
園生活でつまずくことは、十分にあり得ます。
保育士=親を評価する立場ではない
多くの保育士さんは、
- 親を責めたい
- しつけの良し悪しを評価したい
そんな気持ちで話しているわけではありません。
実際には、
- 園での様子を共有したい
- 子どもに合う関わり方を探したい
- 家庭とも連携したい
このどれか、あるいは全部ということがほとんどです。
保育士が「困る子」と感じる本当の理由【学習障害の視点から】
「困る子」と聞くと、
どうしても “子ども自身に問題がある” ように感じてしまいますよね。
でも実は、
保育士が「困る」と感じているポイントは、そこじゃないことがほとんどです。
ここでは、
✔ 学習障害・発達特性のある子が どんな場面で困りやすいのか
✔ 保育士が本当に困っている「理由」
この2つを分けて、やさしく見ていきましょう。
学習障害・発達特性のある子が園生活で困りやすい場面
まず知っておいてほしいのは、
園生活そのものが、発達特性のある子にとっては負荷が大きいということです。
集団での指示が通りにくい場面
保育園では、
- 「みんな聞いて〜」
- 「次は○○するよ」
- 「今から一斉に動こうね」
といった 一斉指示 がとても多くあります。
でも、学習障害や発達特性のある子は、
- どこを聞けばいいか分からない
- 話の要点をつかみにくい
- 音が多くて集中しづらい
といった理由で、
「聞いていない」ように見えてしまうことがあります。
実際は、聞こうとしているけど処理が追いついていない
ただそれだけの場合も多いです。
活動の切り替えがうまくいかない場面
- 遊びから片づけへ
- 自由時間から集団活動へ
こうした 切り替えのタイミングも、
学習障害・発達特性のある子がつまずきやすいポイントです。
- まだ気持ちの切り替えができていない
- 次に何をするかイメージできない
- 急な変化がストレスになる
その結果、
- 動けない
- イヤイヤしてしまう
- その場で固まってしまう
という姿が見られることもあります。
「できない」が目立ちやすい環境である
園生活ではどうしても、
- みんな一緒
- 同じタイミング
- 同じやり方
が求められます。
そのため、
家庭ではあまり気にならなかった困りごとが、
園では一気に目立つことも少なくありません。
これは、
子どもが急に退化したわけでも
育て方が悪かったわけでもありません
環境との相性の問題が大きいのです。
保育士が困っているのは「子ども」ではなく「対応の難しさ」
ここが、一番知っておいてほしいポイントです。
保育士は「子どもを困った存在」と思っているわけではない
多くの保育士さんは、
- この子をどう支えればいいんだろう
- どう関われば、この子は楽になるんだろう
- 他の子とのバランスをどう取ればいい?
と、対応に悩んでいる状態にあります。
つまり、
困っているのは「子ども」ではなく「支援の方法」
というケースが大半です。
保育士は一人で何十人も見ている現実
保育現場では、
- 一人の保育士が複数の子どもを見る
- 安全管理・時間管理・記録も同時進行
- 突発的なトラブルも日常茶飯事
という、とても大変な状況があります。
その中で、
- 特別な配慮が必要
- 個別対応が求められる
- でも人手や時間に限界がある
こうした 現場のジレンマが、
「困る」という言葉になって出てしまうこともあります。
保護者に伝えることで、支援の糸口を探している場合も
「困る子で…」という言葉の裏には、
- 家ではどうですか?
- 何か工夫していることはありますか?
- 一緒に考えていきたいです
という 連携のサイン が隠れている場合もあります。
決して、
- 親を責めたい
- 子どもを否定したい
そんな意図ばかりではありません。
「困る子」という言葉の裏側|保育士が本当は伝えたいサイン
「困る子でして…」
この一言、かなり心に刺さりますよね。
でも実はこの言葉、
保育士さんの“本音そのもの”ではないことも多いんです。
ここでは、
その言葉の裏に隠れた 2つのサイン を見ていきます。
実は「家庭と連携したい」という保育士からのSOSの場合も
「困る子」と言われた=注意やダメ出し、とは限らない
多くのママは、
何か怒られている気がした
親として評価された気がした
と受け取ってしまいがちですが、
保育士側の気持ちは、少し違う方向にあることも多いです。
実際の現場では、
- 園だけの対応では限界を感じている
- 家での様子を知りたい
- 一緒に支援の方向性を考えたい
そんな思いから、
あえて話を切り出している場合も少なくありません。
家庭と園、どちらか一方では支えきれない現実
学習障害や発達特性のある子は、
- 家では落ち着いている
- 園では緊張して頑張りすぎている
といったように、
場所によって様子が大きく変わることがあります。
だからこそ保育士は、
家ではどうですか?
何かヒントがほしい
と感じているケースも多いのです。
「困る子」という言葉は、
「一緒に情報を共有してほしい」というサイン
であることもあります。
ママが話してくれること自体が、支援につながる
- 家での困りごと
- 逆に、うまくいっている関わり
- 苦手なこと、得意なこと
こうした情報は、
園での支援を考える大事な材料になります。
「ちゃんと説明しなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
話してくれるだけで助かる
それが、現場の本音だったりします。
忙しい現場で言葉が足りなくなってしまう現実
本当はもっと丁寧に伝えたい、でも…
保育士さんも、
- 言葉選びが難しい
- どう伝えれば傷つかないか迷う
そんな気持ちを抱えています。
ただ現実には、
- 朝夕の限られた時間
- 他の保護者対応
- 子どもたちの安全管理
これらが同時進行で動いています。
その結果、
本来の意図よりも、
少しきつく・短く聞こえてしまう
そんなことが起きやすいのです。
「冷たい」のではなく、「余裕がない」だけの場合も
- 無愛想に感じた
- ぶっきらぼうだった
そんな印象を受けることもあるかもしれません。
でもそれは、
ママや子どもを大切に思っていないからではなく
単純に余裕がないだけ
というケースも多くあります。
もちろん、
言い方に配慮が必要な場面もあります。
ただ、
保育士も人間で、完璧ではない
という視点を持つだけで、
受け止め方が少し変わることもあります。
学習障害のある子は園でどう見えている?家庭とのギャップ
「家ではできているのに、園ではできないみたいで…」
これは、発達障害・学習障害のある子を育てるママから
とてもよく聞く言葉です。
ここでは、
✔ なぜそんなギャップが生まれるのか
✔ その中で、子どもはどんな気持ちで過ごしているのか
この2つを、順番に見ていきましょう。
家ではできるのに、保育園だと難しくなる理由
とこ君家ではできるのに、なんで園だと崩れるの?



人数・音・刺激が違う。求められる力が一気に増えるからね



能力が下がったんじゃなく、環境がハードなんだね
環境が変わると、求められる力も一気に増える
家庭では、
- 人数が少ない
- 空間が落ち着いている
- ママやパパが先回りして助けてくれる
こうした 安心できる条件 がそろっています。
一方で保育園は、
- 人が多い
- 音や刺激が多い
- 一斉指示・集団行動が中心
と、
発達特性のある子にとってはハードな環境です。
そのため、
「できていたはずのことが、急にできなくなる」
ように見えてしまうのです。
園では「自分で気づいて動く」ことが増える
家では、自然と
- 声をかけてもらえる
- タイミングを合わせてもらえる
- フォローが入る
ことが多いですが、園ではそうはいきません。
- みんなと同じ流れで動く
- 言われなくても察する
- 空気を読む
こうしたことが求められます。
学習障害や発達特性のある子にとって、
これは かなり高度なスキル です。
できなくて当然、という見方もできます。
「怠けている」「甘えている」わけではない
ここで大事なのは、
できないのは、やる気や努力の問題ではない
ということ。
- 脳の処理に時間がかかる
- 情報量が多くて混乱する
- 切り替えが苦手
といった 特性の影響 が大きいのです。
一番頑張っているのは子ども本人という視点
園では、実はかなり気を張っている子も多い
発達障害・学習障害のある子は、
- 友だちの様子を必死に見て
- 何とか合わせようとして
- 間違えないように我慢して
ものすごく頑張っていることがあります。
大人には見えにくいですが、
子どもなりに必死なのです。
家で荒れるのは「安心している証拠」の場合も



家で爆発すると、つい責めたくなる…



家が安全だから力が抜けてる可能性もあるわよ



外で頑張った反動、って見方できるんだね
園では頑張りすぎて、
- 家に帰るとグッタリ
- ちょっとしたことで癇癪
- 甘えが強くなる
そんな姿が見られることもあります。
これは、
頑張る力がないからではなく
安心できる場所で、やっと力を抜けている
というケースも少なくありません。
自己肯定感が下がりやすいことも知っておいてほしい
園生活では、
- できないことを指摘されやすい
- 注意される回数が多くなりやすい
- 比較されていると感じやすい
こうした経験が重なると、
自己肯定感が下がりやすくなることがあります。
だからこそ、
- 家では「できているところ」を見る
- 結果よりも「頑張り」を認める
- 「あなたは大丈夫」というメッセージを伝える
こうした関わりが、とても大切になります。
園で「困る子」と言われた時に親がやってしまいがちなNG対応
園から声をかけられたとき、
ママは 突然の出来事に心が追いつかない状態 です。
なので、
ここで紹介する対応はどれも、
「ダメな親の行動」ではありません
誰でもやってしまいがち
学習障害に理解のある保育士が勧める親の向き合い方
「じゃあ、結局どう関わればいいの?」
ここまで読んできたママは、きっとそう思いますよね。
大事なのは、
無理に前向きになることでも、完璧な対応をすることでもありません。
保育士の立場から見て、
「これは助かる」「子どもにとってプラスになる」
そんな 親の向き合い方 を、3つに分けてお話しします。
「事実」と「感情」を切り分けて受け止めるコツ
まずは、感情が動くのは当たり前だと知っておく
園で「困る子」と言われたら、
- ショック
- 不安
- 悲しさ
- 怒り
いろんな感情が一気に出てきます。
これは、
我が子を大切に思っているからこその反応なので、
「気にしすぎ」「考えすぎ」ではありません。
でも、そのまま全部を一緒に受け取ると苦しくなる
そこで意識したいのが、
「事実」と「感情」を分けて考えることです。
たとえば、
- 事実:
「集団活動の切り替えが難しい場面がある」 - 感情:
「責められた気がしてつらい」
この2つは、別物です。
事実=子どもの困りごと
感情=ママの心の反応
感情が悪いわけではありませんが、
対応を考えるときは、まず“事実”を見る
これだけで、話し合いがしやすくなります。
家庭での困りごと・工夫を保育園と共有する重要性
園は「家庭での様子」が分からないことが多い
保育士は、
園での子どもの姿しか見ることができません。
- 家ではどうしているか
- 何が苦手か
- 何をすると落ち着くか
こうした情報は、
実はとても貴重です。
うまくいっている工夫は、小さなことでもOK
たとえば、
- 声をかける前に名前を呼ぶ
- 見通しを伝えると動きやすい
- 写真や絵で説明すると分かりやすい
こうした情報は、
園での関わり方を考えるヒントになります。
「大したことじゃないし…」と思わず、
思いつく範囲で十分です。
困りごとも、正直に伝えて大丈夫
逆に、
- 家でも同じことで困っている
- どう対応すればいいか分からない
こうした話も、
責任放棄ではありません。
「一緒に考えたい」というサイン
として、保育士には伝わります。
「一緒に支援を考える姿勢」が子どもを守る
親と園は、対立する関係ではない
園と家庭は、
- 上下関係
- 評価する/される関係
ではありません。
子どもを真ん中にした“チーム”です。
そのために大切なのが、
「全部お任せします」でも
「うちの子は悪くありません」でもなく「一緒に考えていきたいです」
という姿勢です。
正解を出そうとしなくていい
発達障害や学習障害の支援には、
これさえやればOK という正解はありません。
- 試して
- 合わなければ変えて
- 少しずつ調整する
この繰り返しです。
だからこそ、
完璧な親である必要はまったくありません。
この姿勢が、いちばん守るのは子どもの安心感
- 親と園がつながっている
- 大人たちが自分を理解しようとしている
それだけで、
子どもは安心して園生活を送りやすくなります。
保育園との関係が良くなる!親の伝え方・相談のポイント
園との話し合いは、
分かっていても 正直ちょっと緊張しますよね。
- 何て言えばいいんだろう
- 角が立たないかな
- また責められたらどうしよう
そんな不安を抱えるのは、とても自然なことです。
ここでは、
現場でよくある実例をもとに
「関係が良くなりやすい伝え方」と
「これは聞いておいた方がいいポイント」を整理していきます。
保育士に信頼されやすい伝え方のコツ
最初に「一緒に考えたい姿勢」を言葉にする
話し合いの最初に、
こんな一言を添えるだけで、空気はかなり変わります。
「園での様子を教えてもらえて助かります」
「私も一緒に考えたいと思っています」
保育士にとって、
- 否定されない
- 責められない
- 味方でいてくれる
と感じられると、
本音を伝えやすくなるのが現実です。
「できていないこと」だけでなく「知りたいこと」を聞く
つい、
何ができていませんか?
迷惑をかけていませんか?
と聞いてしまいがちですが、
これだと話題が「できないこと」だけに偏ってしまいます。
代わりにおすすめなのが、
- 「どんな場面ならうまくいっていますか?」
- 「園ではどんな関わりをしていますか?」
こうした聞き方。
子どもの“できている面”にも目が向きやすくなり
話し合いが前向きになりやすいです。
感情ではなく「事実ベース」を意識する
不安やモヤモヤがあると、
- 私ばかり責められている気がして
- うちの子だけ問題視されているようで
感情が前に出てしまいがちです。
そんなときこそ、
- どんな場面で
- どんな行動があって
- どんな対応が必要そうか
事実を一緒に整理する
この意識を持つだけで、すれ違いは減りやすくなります。
面談や相談で必ず確認しておきたいポイント
「何に困っているのか」を具体的に聞く
「困る子です」と言われたときは、
その言葉だけで終わらせなくて大丈夫です。
- いつ
- どんな場面で
- どんな行動があるのか
を、具体的に聞いてOK。
抽象的な表現のままだと、
家でどう関わればいいかが分からなくなってしまいます。
園で試している対応があれば聞いてみる
- 声かけの工夫
- 配慮している点
- うまくいったこと・難しいこと
これを聞くだけで、
- 園のスタンスが分かる
- 家庭での関わりのヒントがもらえる
というメリットがあります。
家庭でできそうなことをすり合わせる
面談の最後に、
「家では何を意識するとよさそうですか?」
と聞いてみるのもおすすめです。
無理に全部やろうとしなくて大丈夫。
- できそうなこと
- できる範囲で
一つでも共有できれば十分です。
すぐに謝りすぎる・子どもを否定してしまう対応
とにかくその場を収めたくて、反射的に謝ってしまう
- 「すみません…」
- 「家で言い聞かせます」
- 「うちの子がご迷惑をかけて…」
園で指摘を受けると、
反射的に頭を下げてしまうママ はとても多いです。
それは、
- 関係を悪くしたくない
- これ以上話が大きくなるのが怖い
- 親としてちゃんとして見られたい
という、
守ろうとする気持ちからの行動です。
でも、謝りすぎると起きやすいこと
必要以上に謝ってしまうと、
- 子どもが「悪い存在」だと感じてしまう
- 親自身がどんどん追い詰められる
- 本当に必要な話し合いができなくなる
ということが起きやすくなります。
特に気をつけたいのは、
子どもの前でも否定的な言葉を使ってしまうこと。
「なんでできないの」
「また迷惑かけたでしょ」
こんな言葉が続くと、
子どもの自己肯定感が下がりやすくなります。
大事なのは「謝罪」より「状況の理解」
もちろん、
相手に迷惑がかかったときは
謝る場面もあります。
でもそれ以上に大切なのは、
- どんな場面で困っているのか
- 何が難しかったのか
を 冷静に共有すること です。
「すみません」だけで終わらせなくていい
この視点を持っておくだけで、心は少し楽になります。
感情的に反発・距離を取ってしまうリスク
傷ついた分だけ、怒りや防御が出てしまうこともある
「困る子」と言われると、
- 子どもを守らなきゃ
- 責められている気がする
- 分かってもらえない
そんな気持ちが一気にあふれます。
その結果、
- 強い言い方で反発してしまう
- 園の話を聞くのをやめてしまう
- 必要以上に距離を取る
という行動につながることもあります。
感情的な距離は、子どもに影響しやすい
園との関係がギクシャクすると、
- 情報共有が減る
- 相談しづらくなる
- 子どもの困りごとに気づきにくくなる
といった影響が出やすくなります。
それは、
一番支えが必要な子どもにとって、少し不利な状況になってしまいます。
反発=悪ではない。でも、タイミングが大事
ここも大切な視点です。
- 嫌な思いをした
- 言い方に傷ついた
そう感じるのは、当然です。
ただ、
感情が整理できていないまま反発してしまうと、
本来伝えたいことまで伝わりにくくなる
という側面もあります。
それでも不安が消えないママへ|知っておいてほしい考え方
ここまで読んでも、
- やっぱり不安
- 本当にこれで合ってるのかな
- このまま園生活を続けて大丈夫?
そんな気持ちが残っているママも、きっと多いと思います。
それは決して、
弱いからでも、考えすぎだからでもありません。
ここでは、
不安が続くときに知っておいてほしい
2つの大切な考え方 をお伝えします。
「この園がすべてじゃない」と考えていい理由
園との相性は、必ずあります
まず知っておいてほしいのは、
どんなに良い園でも、
すべての子に合うわけではない
という事実です。
これは、
- 園の方針
- 集団の大きさ
- 支援体制
- 保育士さんの人数や経験
など、いろいろな条件が関係しています。
合わない=失敗
合わない=親の選択ミス
ではありません。
発達障害のある子ほど「環境の影響」を受けやすい
発達障害や学習障害のある子は、
- 刺激の多さ
- ルールの分かりやすさ
- 人との距離感
こうした 環境の違い で、
過ごしやすさが大きく変わります。
つまり、
「今の園でしんどい」=
「この子に合う環境が他にあるかもしれない」
という見方もできるのです。
「今すぐ変えなきゃ」じゃなくていい
ここで大切なのは、
すぐに転園しなきゃいけない、という話ではない
ということ。
- まずは様子を見る
- 支援をお願いしてみる
- 相談先を増やす
こうした 選択肢を知っておくだけ でも、
気持ちは少し楽になります。
一人で抱え込まず相談していい支援先
ママ一人で考え続けるのは、限界がある
不安が消えないとき、
多くのママがやってしまうのが、
- 頭の中でグルグル考える
- 正解を探し続ける
- 誰にも言えず抱え込む
という状態です。
でも、
発達の悩みは、
一人で考え続けても答えが出ないことが多い
のが現実です。
「相談=何か決めること」ではない
ここで誤解しないでほしいのが、
相談したら
診断を受けなきゃいけない
何か決断しなきゃいけない
というわけではありません。
多くの相談先は、
- 話を聞いてもらう
- 情報を整理する
- 今後の選択肢を知る
それだけでもOKです。
相談していい主な支援先の例
状況に応じて、こんなところがあります。
- 市町村の発達相談窓口
- 子育て支援センター
- 保健師・発達相談員
- 児童発達支援に関する相談先
すべてを使う必要はありません。
「ここなら話せそう」
その感覚を大事にして大丈夫です。
「困る子」と言われた時こそ、親と保育士は“チーム”になれる
園から「困る子」と言われたとき、
最初に感じるのは、
ショック・不安・戸惑いかもしれません。
でも、ここまで読んでくださったママなら、
もうお気づきだと思います。
その言葉は、必ずしも“否定”や“評価”ではない
ということに。
「困る子」という言葉の先にある、本当の目的
保育士がその言葉を使う背景には、
- 対応に悩んでいる
- 一人では抱えきれなくなっている
- 家庭と情報を共有したい
そんな 現場からのサイン が隠れていることもあります。
もちろん、
言い方に傷つくこともありますし、
モヤっとする気持ちが消えないこともあります。
でも大切なのは、
その言葉を「対立の合図」にしないこと
「話し合いのスタート」に変えていくこと
親と保育士は、立場が違うだけで目指すゴールは同じ
- 子どもが安心して過ごせること
- できないことを責めず、
できる形を一緒に探すこと
このゴールは、親も保育士も同じです。
どちらが正しい・間違っている、ではなく、
立場が違うから、見えている景色が違う
それだけのことなのです。
「チーム」になれたとき、いちばん楽になるのは子ども
親と園がつながると、
- 情報が共有される
- 対応がそろいやすくなる
- 子どもが安心しやすくなる
という 良い循環 が生まれやすくなります。
特に発達障害や学習障害のある子にとって、
安心できる大人が増えることは
何よりの支えになります。
ママが全部背負わなくていい
最後に、
一番大切なことをお伝えします。
- 完璧な対応をしなくていい
- すぐに答えを出さなくていい
- 迷ってもいい
ママ一人で、全部抱えなくて大丈夫です。
園と話しながら、
支援先を使いながら、
立ち止まりながらでいい。
「困る子」と言われたその瞬間から、関係は変えられる
「困る子」と言われたことは、
決してゴールではありません。
むしろ、
親と保育士が“チーム”になるチャンス
と捉えることもできます。
小さな一歩で大丈夫です。
- 話を聞いてみる
- 気持ちを伝えてみる
- 相談してみる
その積み重ねが、
子どもとママの毎日を、少しずつ楽にしていきます。
「園で、少し困る場面がありまして…」
その一言を聞いた瞬間、
胸がドキッとして、頭が真っ白になった
そんな経験はありませんか?
- うちの子、そんなに大変なの?
- 何か怒られている気がする
- 私の育て方、間違っていたのかな…
発達障害や学習障害のある子を育てていると、
この言葉は 想像以上に重く響きます。
でも、まず知っておいてほしいことがあります。
「困る子」と言われた=ダメな子、ダメな親、ではありません。
実はその言葉の裏には、
保育士さんなりの 本音やサイン が隠れていることも多いのです。
この記事では、
- なぜ「困る子」と言われるのか
- 保育士が本当に困っていること
- 親はどう受け止め、どう動けばいいのか
を、現場視点も交えながら
できるだけ分かりやすくお伝えします。
読んでいただくことで、
必要以上に自分を責めなくてよくなり
園との向き合い方が少し楽になり
「次に何をすればいいか」が見えてきます
今はしんどくても、大丈夫です。
一人で抱えなくていい。
まずはここから、一緒に整理していきましょう。
以上【学習障害 保育士が本音で解説|園で「困る子」と言われた時の親の正しい向き合い方】でした










コメント